Meissa社、画像処理用プラットフォームにPIX4Dengineを搭載
Pix4Dと韓国の建設用空間データ・プラットフォーム・プロバイダーであるMeissaは、世界の建設市場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するために協業いたします。建設現場管理用の空間データプラットフォーム「Meissa」のプラットフォームにて、Pix4Dのフォトグラメトリーのエンジンを使用して、ドローン画像を処理するオプションを提供開始します。
Pix4D x Meissaのソリューション
Meissaのプラットフォームは、より関係者間の情報共有・コラボレーションを容易とする建設現場管理用の空間データプラットフォームです。本プラットフォームでは、ドローンマッピング用に最適化されたフライトプランを自動的に作成し、ドローンで収集した画像を有用なデータ(オルソモザイク、3Dメッシュなど)に加工することが可能です。この度の協業により、ユーザーは画像処理にPix4dのエンジンを使用することが可能になりました。
Pix4dのエンジンが搭載された本Meissaプラットフォームは、土工管理を簡素化するソリューションを提供します。2Dオルソモザイク、DSM、点群、3Dメッシュデータなど、最新の現場イメージを使用することで、建設現場の遠隔モニタリング・コミュニケーションがより円滑になり、プロジェクトの推進を後押しします。
ドローンを使った土工測量は、従来の現場測量に比べ、時間とコストを約90%削減することが可能です。* Meissaのソリューションは、DTMの作成、土量計算、建設現場のゾーンベースの土量管理、土木現場の断面データをExcelでアップロードする機能など、専門的な機能を提供しています。 Meissaプラットフォームはこの度、Pix4Dが提供する「PIX4Dengine」を採用し、プラットフォームにPix4Dのソリューションを統合し、ユーザーが写真測量処理にPix4dのエンジンを使用することができるオプションを搭載しました。
Pix4Dengine は、開発者向けに柔軟な写真測量のソリューションを提供する商品です。プログラミングモジュールや SDK を提供すること で、画像処理ワークフローのカスタマイズや既存システムへの統合を可能にします。さらに、GCP自動検出機能等によりタスクが自動化され、データ処理の効率と精度が向上します。
このコラボレーションを通じて、Meissaは360度カメラ、CCTV、ドローン、衛星など様々なデータソースを統合し、包括的な空間データを提供することで、より効率的な現場管理をサポートし、建設現場のデジタル化をリードしていくことを目指しています。
Pix4Dについて
Pix4D は写真測量ソフトウェア技術(フォトグラメトリー)のマーケットリーダーです。同社の製品は、飛行機、ドローン、スマートフォン、その他のカメラから撮影された画像からリアリティ(現場のリアル)のデジタル化と測定を可能にします。PIX4Dengine は完全にカスタマイズ可能な写真測量再構築エンジンであり 、自動化とあらゆる企業システムへの統合のために構築されています。 PIX4Dengine により企業は必要な写真測量を構築、データ管理を合理化、大規模な自動化を行うことが可能です。
Meissaについて
Meissaは、建設現場をデジタル化し、産業革新を促進する空間データ・スタートアップである。同社のドローンマッピングプラットフォームは、測量レベルの精度で積算をサポートする。主に建設現場で、設計図面とのマッチングによる土工量の積算、モニタリング、点検に利用されている。ユーザーは設計図面やBIMなどの既存データをアップロードし、ドローン画像から得られる最新の現場データと比較することで、現場管理や工事進捗のモニタリングが可能になる。
*Meissa社調べ