農研機構と福岡九州クボタ、100ha超の水田を空から「見える化」実証試験
近年、広範囲の農地をドローンでリモートセンシングすることが出来る技術の開発が必要となった。解析スピードを重視し、実証試験にはPix4Dfieldsを採用した。
「水稲の安定多収、高品質化のためには適切な追肥が必要です。しかし、経営の大規模化に伴いその判断が難しくなっており、空撮画像によるリモートセンシングがその解決策の一つとして期待されています」。農研機構九州沖縄農業研究センターの官森林博士はそう語る。
農研機構と株式会社福岡九州クボタは、ドローンを利用した水稲の広域リモートセンシング技術の開発に取り組んでおり、2019年7月には佐賀県にて100ha超の広域面積をドローンで空撮し、ノートパソコンを利用してその場で水稲の育成状況を「見える化」した。
プロジェクト詳細
場所 | 佐賀県鳥栖市 |
機関 | 農研機構 |